航海中
目を覚ましたベルベット
気がつくと、ライフィセットがそばにいて3日も眠っていたと教えてくれた。
写本の古文書はグリモワールに渡して解読中とのこと。
欠けていた部分が全部書いてあるみたいだという。
フィーはベルベットが食べていないからと、自分もこの3日間何も食べずにいたようで、ベルベットに叱られてしまった。
聖隷にとっての食事は趣味みたいなものだとマギルゥに教えられていたが、意味ないことするんじゃないとベルベットに一喝されるフィーだった。
タイタニアにて
ロクロウとの会話
タイタニアに着くと、ことの成り行きを聞いたロクロウがフィーを慰めてくれた。
きちんとフォローしてくれるところ、さすがですね。
ベルベットの気持ちをわかりたかったというフィーに、マギルゥが「下手な同情ほどイラつくものもない」とのたまう。実体験かな。
とにかく飯を食おうとロクロウ。
3日ぶりの食事
いきなり刺激的なものを食べると体に良くない、リゾットとか雑炊がいいんじゃないかとロクロウ。
それを受けてフィーが梅干しとジャコトッピングのおかゆが食べたいという。渋いセレクト。
するとベルベットが現れて、『りんごぶぅ』がいいと言う。
りんごぶぅとは、ただリンゴをすりおろしたものだけど、弟に食欲がない時、よくつくってあげたそう。
「どうしてもっていうなら、つくってあげる」と素直じゃないベルベットに、フィーが大人の対応をしてくれる。こういうところが男前ですよね。
聖寮の巡視船
船着き場近くで、海賊たちが聖寮について話している。
なんでも、最近あまり聖寮の巡視船を見かけないという。
なにかあれば知り合いの漁師から連絡が来るように声をかけてあるというが、死神の呪いのおかげで油断する暇もないと笑っていた。
副長が海賊たちから慕われているのがよくわかる一コマで好きなシーン。
次の地脈点
次の地脈点は北東のだいぶ先……エンドガンド領だという。
幽霊船が出るんだって。
アイゼンいわく、エンドガンド沖は世界を巡る海流が何本も合流するので、各地で難破した船が最後に辿り着く場所だそう。
なのでそれが幽霊船と呼ばれているみたいですね。
残る喰魔はあと一体。
シアリーズについて
ふいにベルベットがシアリーズについて回想を始める。
シアリーズはカノヌシが完全じゃないことを知っていた、つまり喰魔の仕組みを全部知っていたんだ、と思い至るベルベット。
しかしなぜ自分を喰らわせてまでベルベットを生きながらえさせたのか。
と、ここまで言いかけて我に返るベルベット。
そろそろ様々な謎が解明されていきそうですね。
メディサとモアナ
モアナがメディサの口うるささをエレノアに告げ口しているところに遭遇。
エレノアはモアナの親を自分たちが殺してしまったという引け目から、モアナを甘やかすような態度をとってしまうが、メディサは、喰魔が風邪をひいたときに治す手段があるのかわからないから叱ってくれていたらしい。
ベルベット「わがままな子どものために、物好きね」
メディサ「本当なら家族が――母親がつきあってあげるはずのわがまま……あなたには、覚えがない?」
家族の話出されるとベルベットは弱いからなぁ……。
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