災禍の顕主、登場。
災禍の顕主は獅子の顔をした憑魔だった。
向こうは導師が誕生していたことを知らなかったみたい。気配で察するタイプじゃないな。
完全に搾取する側の意見やで
スレイくん、怯みながらもライラの真名を呼んで神依化。
みだりに斬りかかっても全く相手に通じない。
通用する相手じゃない。
神依も解けてしまった。
はい、災禍の顕主から最高のセリフいただきました。
目映いばかりに無垢！！！
みんな！！！そう！！！！
思ってた！！！！！！！！！！！
災禍の顕主の咆哮ひとつで嘔吐するスレイくん……もうやめなよ……。
災禍の顕主は〈ヘルダルフ〉と名乗って消えてしまった。
ずいぶんあっさり名乗るんだな……真名とは違う通り名みたいなものなのかな？
てか真名の定義とは。
あとには残されたスレイくんのみで、天族の3人は姿かたちも見えないし、名前を呼んでも答えてくれない。
どこかに行ってしまったんだろうか？
ヘルダルフが何かをしたんだろうか？
憑魔が襲いかかってくる
憑魔に憑かれた兵士に襲われるスレイくん。
やめたげてーーー天族のいないスレイくんは無力よ！！
力で押し負けてるスレイくんの前に、〈風の骨〉の頭領が現れて助けてくれた。
スレイくんはまたも気を失ってしまう。
もうズタボロだし本当にやめてあげてほしい……。
頭領は小さく毒づきながらも兵士たちをいなして、スレイくんを抱えて崖を飛び越えようとジャンプする。
が、兵士に槍かなにか投擲されて、そのまま谷間の水底に落ちてしまった。
落ちる際に仮面が外れてしまい、ロゼに助けられたことを認識するスレイくん。
スレイくんはロゼを背負い歩き出す。
ヴァーグラン森林にて
途中でロゼが目を覚ます。
「君が暗殺団の頭領だったんだな」
「びっくりした？」
「まぁね」
特に驚いた様子もなく。
スレイくん、気づいてたんかな？
ロゼもなんでスレイくんを助けちゃったのかわかんないらしい。
誰かに見られていることに気づき、追手を誘い込むためにロゼの指示に従いアジトのある北に向かって進む。
目が覚めたから背負う必要はなくなったんだけど、追手に気付かれないように寝たフリ続行するロゼなのであった。
奥に進むと他のメンバーが出てきた。
追手の始末をするために、一人だけ走り出したロゼを追いかけるスレイくん。
メンバーに引き止められたんだけど、ロゼみたいな子が人殺しをするの嫌なんだっつって手を振りほどいて走り出してしまった。
着いた先には小さな子どもたちが。
敗残兵狩りをしているらしい。こんな小さな子供が……。
国に対する愚痴が始まった。
ハイランドは姫が抑えてたのにローランスが攻めてくるとは流石に予想できないとのこと。
そこから暗殺ギルドの行動理念について少々。
だれかれ構わず殺したりしないが、ロゼには導師が人を迷わせる邪悪な存在でしかないなら躊躇なく殺る、と念を押される。
探検家メーヴィンと初めまして
それからまたロゼが走り出したのでついていくと、ロゼがメーヴィンおじさんと呼ぶ探検家が現れた。
ギルドの一員じゃないけど恩人とのこと。
メーヴィンさんも持ってる……！
天遺見聞録…………！
スレイくんが自前の天遺見聞録を嬉しそうに見せつける。
これ誰が書いたんだろうね？印刷されているのよね？活版？
装飾の色が違うように見えるのは反射のせい？
メーヴィンさんはロゼにこれから時代が大きく動くぞと忠告。
そんなメーヴィンさんに、スレイくんは奥にある遺跡の謎を解明してみせなと言われる。天遺見聞録にも載ってないんだって。
なんか裏があると思わねえか？ などと挑発めいた言い方。
スレイくんはストレートに受け取って、自分の目で確かめて伝承の本当の意味を知ることにしたらしい。
メーヴィンさんと別れてアジトに降りると、ロゼはもう寝るという。
ちょっとアジトを見学させてもらおう。
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