アルトリウスと邂逅
パーシバル殿下を連れて表の港へ向かう途中。
結局道中でアルトリウスに出会う。
シグレも一緒にいて立ちはだかるように降り立つと、ロクロウが先に興奮して躍り出る。
金剛鉄(オリハルコン)の剣を見てシグレも高揚している様子。
ベルベットもあとに続こうとするが、フィーが手を掴んで引き止める。
アイゼンや殿下もなんとかベルベットを止めようとするが、アルトリウスのセリフに我慢できなくなったのかとうとうベルベットが襲いかかる。
飛び出していったベルベットはそのままに、アイゼンは「これは罠だ」とフィーを引き止める。
離して!なおさら助けなくちゃ!とフィーが声を荒げると、アイゼンが否定する。
お前は切り札だと言われたフィーは、怒りを顕にしてアイゼンに腹パンを食らわせる。
フィーが感情を丸出しにするかなり貴重なシーンなんだけど、腹パンは笑う。
このお顔さいこうですね……。
シグレとロクロウ
シグレとロクロウは楽しそうに切り結んでいますね。
いまさらながら、世界なんかどうでもええんやろうな。
素材はそうだな、と一部は肯定するけど、なにかを言いかけるシグレ。
と、そこに中断を呼びかけるアルトリウス。
すると聖主カノヌシと名乗る少年が現れる。
カノヌシ降臨

服がえっちすぎる……
姿は多少変わってしまったが、それは紛れもなくライフィセットだった。
みんなが動揺している中、アイゼンが冷静に遠方から攻撃を仕掛ける。
本物の聖主だとしたら力は削ったはずなのにどうして、と出てくる疑問に聖寮の方々がお答えくださる。
喰魔からの供給で必要なものは量ではなく質。
貪婪、傲慢、愛欲、逃避、利己、執着。
この6つは喰魔を引き剥がす前にすでに取得されていたらしい。
残りふたつをベルベットから回収すればカノヌシは完全覚醒するらしい。
残りふたつってなんだろうか?

喰魔を経由しなくても直接いけるらしい。
ロクロウがカノヌシに斬りかかるもまったく太刀打ちできない。
ベルベットがカノヌシラフィに不意の一撃を食らわせる。
傷口は見えるが効果なさそう……。
ベルベットが必死で斬りつけるが、なんというかカノヌシはもうライフィセット洗脳完了済ってかんじで、ライフィセットだったことを利用してベルベットに揺さぶりをかけてくる。
こんなこと言われたらベルベットは正気でいられない。
すっかりカノヌシをライフィセットだと思いこんで、フィーに傷を治すよう指示するベルベット。
しかしカノヌシはベルベットの行いを否定して、アーサー義兄さんを手伝って痛みを鎮めるとか言い出す。
そして最終的に『醜い』とまで言われる始末……。
覚醒したカノヌシはすべての業を鎮め、人を穢れを生まぬ存在に変えてくれるとアルトリウス。
ロクロウは業があってこそ自分だと認識しているんだね。
シグレは業に囚われず、それどころが聖隷と契約しているんだろうから皮肉だよねこの兄弟……。
さて、ベルベットを喰らって完全体になろうとするカノヌシは術を展開して全員を取り込もうとする。
正しいんだけど、ひどいこと言うよね。
まだメルキオルの幻術の痛手から回復しきっていないベルベットは、もうとても耐えきれない状態。
取り込まれる寸前に、ラフィが全員を守るように術を使った。
そして、カノヌシのからだである地脈に飲み込まれてしまった様子。
シグレとアルトリウス
シグレはカノヌシと神依したアルトリウスと戦えることを待っているみたい。
シグレ兄ちゃんはロクロウのことはさして眼中にないのよね。
コメント