ハリア村からパラミデス聖殿へ

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ハリア村にて

宿屋に入ると解読を始めるグリモワールと、古代アヴァロスト語を勉強したいという二号を残して一行は村で情報収集する。

聖寮はアメノチ様を祀っていた聖殿パラミデスを奪ったらしい。
テレサが話を聞きにきたが、カノヌシ信仰をする前提だったとか。

村人いわく、聖主アメノチの加護を受けたハリア村は、数百年以上続く、巫女の一族がまとめる村。
御宣託を伝えたり、祈祷を行ったりしていたらしい。
巫女であるマヒナには娘がいて受け継ごうと教育していたんだって。

さて、一方宿では二号が才能を発揮して、古文書の解読が進んでいた。

これはシンフォニアの話かな?

グリモワールに教わりながら、フィーが直感で読み方を提案すると。

古文書のかぞえ歌

八つの首もつ大地の主は 七つの口で穢れを喰って
無明に流るる地の脈伝い いつか目覚めの時を待つ四つの聖主に裂かれても 御稜威に通じる人あらば
不磨の喰魔は生えかわる 緋色の月の満ちるを望み忌み名の聖主心はひとつ 忌み名の聖主身体はひとつ

エレノア「七つの❝口❞は❝穢れ❞というものを食し、地脈経由で本体に送り、カノヌシを覚醒させる」

マギルゥ「御稜威ーー神の威光に適う者があれば、喰魔は何度でも生まれ、カノヌシは復活する……」

7匹の喰魔がカノヌシに穢れを送っているのだとすれば、その地脈点に配置された喰魔を排するとカノヌシの力を封じることができるかもしれない、という話に。

するとフィーが「ワァーグ樹林と同じかんじがした」と、羅針盤を確認して指をさす。

聖殿パラミデスの方向に地脈点の気配があるという。
情報もないし、とりあえず行ってみることに。

グリモワールはこの時点で喰魔の生えかわりについて検討がついていた模様。
今の喰魔がいなくなったとしても、次の喰魔が生まれるかもしれないっていうことだよね?

行方不明の母娘

村を出ようとすると、いなくなった母娘を探してほしいと依頼を受ける。
アメノチの巫女マヒナとその娘モアナが行方不明。

聖殿が接収されてからマヒナさんは何度も聖寮に抗議していたが、ある日帰って来なくなったとのこと。娘モアナは母親を探しに行ったと思われる。

なおこの宿屋の娘、実は密告者だったことが明らかになる。
その罪悪感から捜索を依頼してきたんだろうとロクロウ。

エレノアの思惑について

解読を協力しているエレノアに、事実を誤認させようと誘導しようとしているのではと勘ぐるベルベット。
エレノアは真実を知りたいと言う。

喰魔について

ベルベットが喰魔ということについて気にならないのかとロクロウに問われ、ベルベットはそのまま質問を返す。ロクロウはお前が気にしてないならいいと言ってその場を離れていった。
一見優しくは見えるけど、本質的に興味がないんだろうな……と思ってしまう。

ベルベット自身はこの一件で、カノヌシの復活に利用されていたことに気づいたはず。
喰魔を倒しに行こうという流れだけど、封印を解かれた喰魔は対象外なのかな? それともすでに排除されることを想定して受け入れているのか……。

ただ、シアリーズがベルベットを選んだ理由については心当たりがある様子。

聖殿パラミデス

パラミデスが作られた経緯について、エレノアによってアイゼンの認識が古かったことが判明する。
考古学は日進月歩。

聖主について

ここに聖主はいないのよね、とベルベットが確認すると、アイゼンが存在そのものが伝説だと説明。
存在しているカノヌシが特別な存在だと考えるべきだという。

業魔マヒナ

扉の先にアメノチの巫女証をつけた業魔がいた。
つまり、母娘の親の方、マヒナが業魔化したものだった。

業魔化しては元に戻れない、とエレノアが止めを刺そうとすると、フィーが何かを察知。
それに気を取られたエレノアが目を離した隙に逃げられた。
業魔はいいとベルベットが言って放置。

フィーはベルベットやロクロウには心があると言うが、エレノアは業魔に母性は残っていないという。
よくよく聖寮の教育が行き届いておる。

八つ首のドラゴン

かぞえ歌のとおりだとカノヌシは八つ首のドラゴンだろとロクロウが言う。

エレノアもそれに同調するけど、アイゼンだけは意を唱える。
アイゼンはドラゴン化について知識があるということだけど、そういえばロクロウも目の前で何回か聖隷のドラゴン化を見てきているはずなのにまだ理解が及んでいないということなんですかね。

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