カノヌシの揺さぶり
キメラのような業魔を倒すと、業魔の姿がベルベットの姿へ变化した。
もちろんカノヌシによる幻覚だけど、ベルベットは動揺する。
ベルベットが取り乱しているところにカノヌシが姿を現す。
カノヌシはベルベットを言いくるめて、ベルベットの中にある2つの穢れを取り込む算段だった。
カノヌシ「他人も、世界も、❝理❞も踏みにじってただ感情のままに生きる……」
このお顔さいこうですね……。
カノヌシになってからのライフィセットほんと良いよね。

ガンガン揺さぶりをかけてくるカノヌシ。

強い言葉を使わないであげて……。
とうとうカノヌシの揺さぶりに負けたベルベットが、涙をこらえて自分のこれまでの行いが過ちだったかのように言わされる。
そして、ようやくカノヌシ復活に必要な穢れの質が揃った。
残りの質は、憎悪と絶望。
メルキオルによるアバル村の幻覚からここまでの流れはこのためだったんですね。よくできておるなー。
カノヌシの術により取り込まれそうになるベルベット。
強い力でみんなが吸い込まれそうになる。
先程のベルベット化した業魔は、そのまま飲み込まれてしまった。
絶望に陥ったベルベットを、フィーとアイゼンが必死で引き寄せようとする。
アイゼンに発破をかけられたフィーが、思いの丈をぶつける。
フィー「わかるわけないよ!ベルベットはすぐ怒って!怖くて!僕を食べようとする!」
フィー「ベルベットは僕に名前をくれた」
フィー「穢れてたっていい!意味なんかなくたっていいよ!」
フィーが掴んだベルベットの業魔手は、なぜか勝手にフィーの手を食べてしまったんだけど、フィーはそれをも許容する。
フィーの強い想いを知ったベルベットは、気力を取り戻して自らフィーの手を掴む。
ベルベット含む周囲の祈りを受けて=存在を認められて力を増幅している聖隷のフィーと、そんなフィーに認められて絶望を止めることができたベルベットの循環が感じられて何も言えねぇ。
カノヌシに危うく取り込まれるところだったが、フィーがそれを防いだ。
自分のためにベルベットを取り込ませないという力強い意志だった。
カノヌシが弾かれたあと、大地の記憶?からシアリーズが現れる。
あなたの気持ちがやっとわかったと告げるベルベット。
大地の記憶のかけらを握りしめて、地脈の裂け目と同時にカノヌシを吹き飛ばした。
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