緋の夜から3年後のアバル村にて

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アバル村の様子

ライフィセットは眠ったままでもスープくらいなら飲めるらしい。
ニコの言葉に従い、美味しいご飯を作ることにしたベルベット。

村人はアーサーやベルベットへのかつての行いを反省したように詫びてきて、困ったことがあったらなんでも言ってくれよなんて言ってくれる……。
村ではあれ以来、業魔病も出ていないとか。

村で食材を買うが、ウリボアの肉がないので森で狩ることに。
商店のおじさんいわく、近頃鎮めの森にはウリボアは出ないらしく、モルガナの森に行く。
余談だけどエレノアもライフィセット同様、ほうれん草が苦手らしい。

ロクロウが言うように、一見のどかでいい雰囲気なんだけど、ところどころが不自然で気になる……オルとトロスもいないみたい。

ウリボア狩りへの感想も変わってしまったベルベット。

世界の平和か、個人の平和か

ウリボアを3回狩って、家に戻るとアイゼンとロクロウが今後について聞いてくる。
アイゼンは鎮めの祠に喰魔がいるのではと言い、ベルベットはどうするつもりかと問う。
止めるなら力ずく、と業魔の左手を出したところにニコが現れてそれを見られてしまう。

しかしそれでもニコは一緒に生きようと言ってくれる……。

偽りの平和

アイゼンは一日待ってくれるという。
ひとまず当初の予定通り料理を作ってライフィセットのついでにみんなにふるまうベルベット。
夢見心地の中、フィーに羅針盤を貸してほしいと言ってみたり、ラフィと仲良くなれるだろうと言ってみたり。

ふいにフィーの口元についたプディングをつまんで口に運び、味覚があることに気づくベルベット。それをきっかけに幻術を使う業魔がいるかマギルゥに質問することが出来た。答えはイエスだった。
霧とともに相手の❝後悔❞を取り込み、❝幸福な夢❞に閉じ込めるという。

今のこの状況が幻術だと気づいたベルベットは鎮めの祠に向かうという。
意識を取り戻したライフィセットを残して。

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