海路にて
二号が、ベンウィックは業魔は平気なのか問うと、バンエルティアに乗ったらみんな〈海賊〉、それが〈流儀〉だと答えてくれた。
今度はアイフリード船長について質問すると、〈海〉みたいなアゴヒゲ男だと言う。
厳しいけど、不思議で果てしない。だから命を張ってでも飛び込みたいって思う。
大海賊バン・アイフリードはそういうデッケェ人なんだとか。
話しているとアイゼンがやってきて、レニード港へ進路変更することになった。
3日前から〈壊賊病〉にかかった船員が出ているという。
それはつまり、乗組員全員がその病にかかっていることを意味するらしい。
〈サレトーマ〉という薬を得るために、南に向かっていたところを北へ移動することに。
- 壊賊病とは原因不明の高熱を発し、最後には砂のごとく崩れて死ぬという奇病。
- かつて四海を制した大海賊団の船で流行し、一味が全滅したことから〈壊賊病〉と呼ばれるようになったらしい。
- 壊賊病にかかるのは人間だけ。
- サレトーマの花の絞り汁を飲めば治る
- 壊賊病は陸では感染らないとのこと。
レニード港
鎖付きの死体があがったという。囚人のことらしい。
監獄島が近い場所のようで、本当に監獄なのか、業魔の実験場では、と勘ぐられている。近辺の人には隠しきれないんですね。
橋のあたりでアイゼンによるアイフリード海賊団の自慢話が聞けるw
なんでもレニード村には大型船用の港がなかったので、大型船はよほどの技術がなければ接岸できなかったが、バンエルティアはよほどの技術があるから自在に入港できただの、港を作った際には資材の調達や架橋に密かに手を貸しただの、聖寮の航海禁止令が出てからもボラードを利用して自在に出入りしているとかそういう話。
レニード村
王都での話がウェストガンド領に広まっている。
業魔が王宮を襲ったことが近辺の村の不安感を駆り立てている様子。
サレトーマの花が咲くワァーグ樹林に業魔が出るので、聖寮が立ち入りを禁止しているとのこと。
壊賊病、薬はない、聖寮に、妙な業魔。
〈死神の呪い〉全開じゃのーと茶化すマギルゥ。
その業魔について村で話を聞くと、対魔士が業魔狩りをしたけど見つからなかったとのこと。見つからない業魔とは……。
ウェストガンドは雨が多いが、この村は開拓しても豊かにならないという。
この地域ってゼスティリアでいうところのどこになるんだろうね。
ノーグ湿原
エレノアがアイゼンの〈死神の呪い〉について信じられないらしく、何回かに分けて質問するチャットが発生する。
いままで起こったことを言って聞かせる。
ワァーグ樹林
カーラーン金貨について
エレノアはカーラーン金貨の存在を知っていた。
それどころか、アイゼンより正しい知識を身につけていた。
金貨には、以前アイゼンが話していた表面を硬くする加工ではなく、指の温度で反応する形状記憶加工がされていたとのこと。未知の技術なんだとか。
サレトーマの花言葉
サレトーマの花言葉は〈偽りの共存〉
今の自分達にぴったりだとマギルゥが笑う。たしかにこのパーティはドライなかんじよね。
互いの立場を偽りなく理解しているはずだとアイゼンがフォローを入れるけど、エレノアは騙している手前気まずそうではある。
みんな気づいているから気にしなくても大丈夫なんだけど。
二重結界の先には
二重結界がはられているので、適宜属性を切り替えながら進む。
火と水しかないのでわかりやすい。
結界を切り替えて先に進むと、なにやら二号の羅針盤がくるくる回り始める。
すぐに止まったが、地脈に閉じ込められたときと似ていると二号が言い出す。
業魔出現
奥に進むと紫色のサレトーマの花が咲いており、近づくと噂の業魔が出現。
聖寮の結界が張られており、それは一等対魔士でも張ることの出来ない結界だという。
エレノア(こうまでして業魔を生け捕りにしているなんて……一体なんのために?)
倒した業魔はクワガタみたいなものに戻り、それを二号が持って帰ろうとする。
一度はダメよと断ったベルベットだけど、ロクロウに聖寮が守っていたものなので様子を見た方がいいんじゃないかと言われ、結局許した。
業魔を持ち出せるようになのか、結界も壊していた。
死神の呪いについて
アイゼンの〈死神の呪い〉が始まってから、3年以上死なずに一緒にいられた人間は数えるほどしかいないという。既に49人が亡くなっているみたい。
ベルベットについて
エレノアが今度はベルベットについて質問してくる。
喰魔についての説明と、時々食い残しが人間に戻るという話をすると、エレノアが非常に驚く。
常識だそうですが、非常識なメンバーなので誰も驚かない。
エレノア(……でも、ギデオン司祭の例もある。あの件となにか関係が……)
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