街での噂話
さて式典が終わって、情報を集めるために街人に話を聞いて回る。
新しい神殿
導師アルトリウスはダーナ街道の北に、聖主様のための新しい神殿を建てているらしい。
先程演説で話していたカノヌシのことだろうか?
アルトリウスの過去について
これだけ市民権を得ているアルトリウスだけど、以前に何をしていたか知っているものはいないらしい。
降臨の日以降、突然聖隷を連れて現れて業魔を蹴散らし、対魔士の才能をもった若者を組織したとのこと。
さらに腐敗していた政治や教会を立て直して、王家の基盤を強化、身を削って働きすぎてお偉方が心配しているくらい、だという。
パーシバル王子について
民と国のためにアルトリウスを立てて、自分は一歩引いている。
芯の強い方で、幼い頃から黙々と学問と公務をこなしている。
唯一の趣味は鷹狩りくらい。だけどそれもずいぶんご無沙汰とのこと。
弟が二人いるがどちらもできが良くない上に、悪い取り巻きがついているらしい。
パーシバル王子に何かあったら王国の未来は真っ暗なんだと事情通の中年から教えてもらった。
大聖堂にて
聖主信仰について
聖主信仰とは世界を創ったとされる、地水火風を司る四聖主を祀る信仰。
聖主信仰は人間の最も古い宗教と本に書いてある。
豊かな時代が続いたせいで純粋な信仰はほとんど消えかけていたいたけど、業魔病の蔓延で復活の兆し。というより、アルトリウスが民衆を操るために信仰心を利用している?
大聖堂について
この大聖堂は聖隷術ではなく、人間の最新技術で作られている。
信仰のためではなく、王国の大国統一の記念に建てられたので権力誇示が目的の様子。
ここに聖主が祀られているとはとても思えないとアイゼンは言う。
なお、ここはただの入り口でまだ未完成だという。
奥の巨大神殿は数百年後の予定……とのことで、続きはゼスティリアでお楽しみください!!
未完成の教会というとサグラダ・ファミリアを想像するけど、これは計画時点から完成を数百年後に見据えていたんだろうか?
アルトリウスの噂
ここでもアルトリウスの話を聞けたぞ。
アルトリウスは多忙で、お付きの秘書官でさえ眠っているところを見たことがないという。
それってもう業魔になってんじゃないの?
クローディン王
大陸統一をなして暗黒時代を終わらせたクローディン・アスガード王。
どこかで聞いたことがある、とベルベットが回想する。
どこか品がある技を考えたというアルトリウスの師匠がクローディンという名前だった。
クローディンはアルトリウスをかばって亡くなったとのこと。
いつも風変わりなマントを着ていたらしい。
ただ本に書かれているのは300年も前のことなので、同一人物ではないはず……とベルベット。
ちなみにミッドガンド王国はクローディン王の一族、アスガード王家の末裔を名乗っているとのこと。
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